アスペルガー症候群の家族を支援する民間団体で国内最大のものは、社団法人日本自閉症協会(ASJ)です。
ASJは全国各都道府県に支部を置き、当事者への地域支援活動、専門家やボランティアの育成を図るための支援ネットワークを構築する活動をおこなっています。
インターネット上での意見交換や情報共有も可能です。
この分野で先駆的な活動をおこなってきのたは、1995年にスタートし2002年にNPO法人として認可されたアスペ・エルデの会です。
子供たちの才能開発や共通の楽しみを考えたクラブ活動的なプログラムグループ活動や、家族のための支援セミナープログラムを実施しています。
発達障害の子供の親は孤立しがちです。
生活圏内にある家族団体などに参加することで、本人には家族や職場以外の活動場所を確保することができます。
家族にとっても、日常生活における治療以外の支援などについては、遠くの名医より近くの仲間との情報交換の支え合いが役に立つはずです。
実際に通うのが難しいのであれば、インターネット上で参加したりするだけでも構いません。
コミュニティに所属することで孤独感がなくなり、悩んでいるのは自分だけではない気付くことができます。
仲間と励まし合うことで前向きな気持ちにもなりやすいです。