アスペルガー症候群の子どもの知能

 

非高機能自閉症は、IQが70未満で知的障害を伴う障害です。

 

しかし、高機能自閉症は、IQが70以上で自閉症傾向はあるものの知的能力に遅れが見られず、言葉の遅れが目立たないこともあり発見が遅れることが少なくありません。

  

一方、アスペルガー症候群は、知的障害や言葉の遅れなどもありません。

ただ、相手の言葉やしぐさなどから相手の感情を察することが苦手であるため、コミュニケーション能力に乏しく空気が読めないためアスペルガー症候群と診断されるまでは、変わった子供だと思われがちです。

 

なお、アスペルガー症候群の子供は、興味を持ったことに関しては素晴らしい記憶力を発揮することがあるため、「アスペルガー症候群=天才」と認識している人もいるほどです。

  

アスペルガー症候群の子どもの事例

・知的能力の低さはない 

アスペルガー症候群の子供は知的な能力は正常であるとされている。

 

・興味や関心のこだわりが激しい

本やオモチャなど、特定のものに非常に強い興味を示すことがある。

 

・マニアックな世界を好む傾向にある

記号や車や歴史など、マニアックな世界に惹かれる傾向にある。

  

・理屈や理論が理解出来れば納得する

理解できないことは徹底的に否定するが、理論や理屈が合えば素直に納得する。

 

・言葉を直線的に理解する

 「暑いね」と言われて「気温は33℃です」と答えてしまう。

 

・鈍い感覚と鈍感さが同居している

音や光に敏感すぎて猛烈に拒否することもあるが、外気温に鈍感であったりもする。

 

 

 

 

(アスペルガー症候群の特徴より)

 

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