逃げたい!幼稚園イベント…発達障害のママたちが抱える恐怖


発達障害と子どもが診断されママたちにとって、幼稚園のイベントは怖いものではないでしょうか? 例えば運動会やお遊戯会、自分の子どもが他の子どもたちと全く違う行動をしてしまうのでは…という恐怖で、眠れないというママもいるかもしれません。なぜ子どもたちは不思議な行動をしてしまうのでしょうか?



■いつもと違う雰囲気に飲まれてしまう


発達障害の子どもたちは雰囲気の変化にとても敏感です。よく「相手の気持ちや空気が読めない」などと言われる場合もありますよね。しかし場の空気の変化を感じることは、異常なほどに敏感な場合があるのです。その場合、緊張で固まってしまうならばいいのですが、脱走をしたりパニックを起こしたりしてしまうことがあります。「どうしてうちの子どもはみんなと一緒の行動ができないのだろう…」と悩んでしまうママもいるかもしれません。ただ他の子どもたちですら、緊張で何かしらの失敗をしてしまいます。幼稚園のうちは、広い心で見てあげましょう!




■配役は先生たちと相談を


例えば、お遊戯会などは、長時間出ずっぱりの場合もあるかもしれません。でも、長時間じっとしている事は発達障害の子どもには苦手なことも。その時は先生たちと配役などを相談することをお勧めします。その子に合った出方や配役を設定してもらう事も必要です。もしかしたら「特別扱いでは?」という周囲の声もあるかもしれません。でも、無理強いすることは発達障害の子どもたちにとっては大変な苦痛になってしまいます。子どもに合ったものや無理をさせないことが必要です。



■「何事も経験」とわりきる


「もう休んでしまいたい!」と、思うママもいるかもしれません。目立つ行動を他のママたちに見られる事が怖くて仕方ないと思うでしょう。でも、発達障害の子どもたちは実際に経験していく事で成長していきます。色んな事を体で感情で経験していく事で成長していくのです。その大きな経験のチャンスを逃してしまうのは勿体ないかもしれません。




■他のママは自分の子どもで精一杯!


ただ、そんな悩みも実は他のママたちは全く気にしていない場合があります。実際お遊戯会や運動会は、わが子の姿をビデオや写真に収めることに親御さんたちは精一杯で、他の子のことは全く目に入っていない事が殆どなのです。もしかしたら自分自身が必要以上に敏感になってしまっているかもしれませんね。


今感じている不安もいつかきっと笑い話になる日が来る!そう信じて子どもの晴れ舞台をしっかり見届けたいですね!

 

 

ママスタセレクト 2015年10月23日

 

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